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計測・GTM

GTMでGoogle広告のコンバージョンを設定する手順(2026年版)

Googleタグマネージャー(GTM)でGoogle広告のコンバージョンタグを設定する手順を、トリガーの作り方から計測確認まで画面の流れに沿って解説します。

金子 裕貴web広告コンサルタント

この記事は、Google広告のコンバージョンを GTM 経由で設定したい広告担当者向けです。読み終わると、サンクスページ到達をコンバージョンとして計測し、管理画面で数字が入ってくることを確認できる状態になります。

先に全体の流れ

  1. Google広告でコンバージョンアクションを作り、コンバージョンIDとラベルを控える
  2. GTM で「Google タグ(gtag)」を設置する
  3. GTM で「Google 広告のコンバージョン トラッキング」タグを作る
  4. サンクスページで発火するトリガーを作る
  5. プレビューで確認して公開する
  6. 翌日以降、Google広告側で「記録中」になっているか確認する

順番を飛ばすと、よくあるトラブル(タグが2重に発火する、ラベルの貼り間違い)の原因になるので、上から順にやるのが結局いちばん早いです。

1. Google広告でコンバージョンアクションを作る

Google広告の管理画面で、目標 → コンバージョン → 概要 → 「新しいコンバージョン アクション」を選びます。「ウェブサイト」を選択し、URLを入力した後、手動でアクションを作成します。

ここで決めるのは次の3つです。

  • 目標とアクションの最適化:BtoB なら「見込み顧客の獲得」の中の「問い合わせ」や「送信リードフォーム」
  • コンバージョン名:後から見て分かる名前。例「問い合わせ完了_フォーム」
  • 値:BtoB で金額が決まっていなければ「すべてのコンバージョンに同じ価値を使用」で 1 にしておく。後から有効リード単価に差し替えられます

作成後に「Google タグ マネージャーを使用する」を選ぶと、コンバージョンID(例:AW-123456789)とコンバージョンラベル(例:AbCdEfGhIjK)が表示されます。この2つを控えます。

2. Google タグ(gtag)を設置する

GTM のワークスペースで、タグ → 新規 → タグの種類「Google タグ」を選びます。タグIDに先ほどのコンバージョンID(AW-から始まるもの)を入れ、トリガーは「Initialization - All Pages」にします。

このタグは「Google広告のコンバージョンタグが動くための土台」です。すでに GA4 用の Google タグが入っている場合でも、Google広告のIDで別途作る必要はなく、既存の Google タグの「設定」に広告のIDを追加する形でも動きます。迷ったら別タグで作る方が後から見て分かりやすいです。

3. コンバージョン トラッキング タグを作る

タグ → 新規 → タグの種類「Google 広告のコンバージョン トラッキング」。

項目 入れるもの
コンバージョン ID AW- の後ろの数字だけ(例:123456789)
コンバージョン ラベル 控えたラベル
コンバージョン値 固定値なら 1。動的に取りたい場合は変数
通貨コード JPY

タグ名は「Google Ads - CV - 問い合わせ完了」のように、媒体・用途・内容を並べる命名にしておくと、タグが増えたときに探しやすくなります。

4. サンクスページのトリガーを作る

トリガー → 新規 → トリガーの種類「ページビュー」。「一部のページビュー」を選び、条件を次のようにします。

  • Page Path 含む /thanks/

ここで /thanks/ をどう書くかはサイトによって違います。URLの末尾にパラメータが付く場合(/thanks/?id=123 など)、Page URL の「等しい」で書くと一致しなくなります。**Page Path の「含む」**で書くのが最も事故が少ない書き方です。

作ったトリガーを、3 で作ったコンバージョンタグに紐づけます。

5. プレビューで確認して公開する

GTM 右上の「プレビュー」から、サイトの問い合わせフォームを実際に送信します。Tag Assistant の画面で、サンクスページ到達時に「Google Ads - CV - 問い合わせ完了」が Fired になっていれば成功です。

確認するポイントは2つ。

  • サンクスページ以外で発火していないか(トップページで Fired になっていたらトリガーの条件が広すぎます)
  • 1回のページビューで1回だけ発火しているか(2回なら、旧タグが残っているか、Google タグが2重に入っています)

問題なければ「公開」します。バージョン名には「Google広告 問い合わせCV 追加」など、何をしたか書いておきます。

6. Google広告側で記録を確認する

公開から数時間〜翌日に、Google広告の コンバージョン アクション一覧で、ステータスが「記録中」になっていれば完了です。「未確認」のままなら、まだ1件もコンバージョンが入っていないか、タグが動いていません。テストで自分で1件送信して、翌日もう一度見てください。

よくあるつまずき

コンバージョンが2倍になる 旧タグ(HTML直書きや Google広告の旧タグ)が残っています。サイトのソースと GTM の両方を確認してください。

フォーム送信後にサンクスページへ遷移しない Ajax で送信してページ遷移しないフォームの場合、ページビュートリガーでは取れません。「フォーム送信」トリガーか、フォーム側でイベントを発火させる仕組みが必要です。これは別記事で扱います。

Google広告のコンバージョンと GA4 のコンバージョン数が合わない 計測の仕組み(帰属期間、カウント方法、クロスドメイン)が違うので、完全には一致しません。目安として 1〜2 割の差は正常です。差が大きい場合は、どちらかのトリガーが漏れています。

まとめ

GTM での Google広告コンバージョン設定は、「ID とラベルを控える → Google タグ → コンバージョンタグ → サンクスページのトリガー → プレビュー確認」の順で進めれば、30分程度で終わります。設定後は、管理画面で数字が入っているかまで必ず確認してください。設定して満足して、1か月後に1件も入っていなかった、というのが現場で最も多い失敗です。

#GTM#Google広告#コンバージョン計測

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